2022年になり、あっという間に半月が経ちました☆
みなさんも普段の生活リズムに慣れてきた頃でしょうか？(^^)
AIRSTREAMには新年からK-1ファイターの横山朋哉選手がご来院されました✧˖
横山選手は第10回スーパーフェザー級王者決定トーナメントを勝ち進んでおり、
今月28日に準決勝と決勝戦に挑まれます★
つまりあと2回勝てばチャンピオンなのです✧˖
優勝候補ともいわれていて、1回戦ではKO勝利をしており、
きっと優勝してベルトを獲得してくれるでしょう(#^^#)
『アスリートも美容鍼でお顔のケアもするのかぁ』と思った方も多いかもしれません。
もちろん美容鍼もさせていただきましたが、
今回は鍼とお灸でお身体のケアをメインに施術をさせていただきました☆
今まで美容鍼に関することを主にご紹介してきましたが、
『身体の鍼ってどんな症状に効くの？』
『どこに鍼をするの？』などなど
横山選手の治療も踏まえてご紹介していきたいと思いますので、ご覧ください(^^)
鍼灸って何に効くのだろう？
というのがまず挙がってくる疑問かと思います。
鍼灸治療で改善が見込まれている適応症というのがあり、そちらをお見せします☆
鍼灸が効果的なものはこんなにも多いのです。
実は上記のものはＷＨＯ(世界保健機関)が定めたものなのです。
こんな症状にも効くんだ！という意外なものもあったと思います。
鍼灸がなぜこれだけの症状に効果が表れるのかを大きく4つに分けてご紹介していきます。
①血行促進作用
鍼やお灸をしたところには血液が集まり、血流が良くなります。
血液の流れの悪さが引き起こしていたコリや冷え、痛みが改善されます。
横山選手は腰に痛みを感じており、腰だけでなく背中から腰にかけての筋肉がかなり硬くなっていました。
さらに足全体、特に太ももの外側は相当筋肉に負担がかかっているなぁというくらいか硬かったです(^^;
同じ動きが繰り返されるとそれだけそこへの負荷はかかり、筋肉が硬いままだと怪我をしやすい状態になってしまいます。
そういったところも鍼とお灸をすることで血流がよくなり筋肉が緩み、可動域も大きくなるので身体の負担も減ります。
②免疫力アップ
鍼とお灸の刺激で身体の中の白血球が増えることが分っています。
白血球は身体に異物が侵入するのを防ぎ、もし入ってしまっても身体に害のないように戦ってくれます。
今ある症状に対してはもちろん、鍼灸治療を続けることで免疫力を高い、健康な身体を維持することもできるのです✧˖
③炎症抑制
身体で炎症が起きている部分は血液がそこに集中しています。
痛みの物質がそこに滞ったままになると痛みが引かないので
鍼をすることで他のところに血液を流すことで痛みは散ってくれます。
またお灸に含まれるチネオールという成分には炎症を抑える作用があるとされているので
お灸もしてしてあげると効果的です。
④リラックス
鍼をすること自体が副交感神経を高めるというのが研究で明らかになっています。
副交感神経はリラックスするときに優位になるので、
鍼治療をすると眠くなり、中には寝てしまう方もいるのは鍼の効果なのです。
身体の力が抜けリラックスできていている証拠ですので、治療中寝てしまっても問題ありません(^^)
そこにお灸の香りも加わるので、鍼治療と聞くと怖いイメージが強いですが、
リラックスして癒されることができます✧˖
鍼灸がどのようなしくみなのかはお分かりいただけたかと思います。
それでも最初に挙げた適応症でも効果が見られそうなもの、そんなに効果が見られないのでは？
と思うものもあるかと思います。
ですがＷＨＯが正式に発表しているからにはしっかり効果が見られているのです。
それは何故なのか？
”東洋医学”
みなさん一度は聞いたことがあると思います。
鍼灸は東洋医学の中の一つの治療法で、この東洋医学の考え方と鍼灸が合わさって多くの症状を改善させているのです。
東洋医学と西洋医学が比較されますが、
西洋医学は病気やケガ治療を目的としていて、起こったものに対してどう治して改善していくかという考え方です。
対する東洋医学は病気やケガの原因が何であるか突きつめ、
その原因から改善し再びその症状が起こりづらい身体づくりをするという考え方です。
ですので西洋医学は症状の出ている局所を診るのに対し、東洋医学は全身を診ていきます。
症状を引き起こしている原因は患部以外にあることは多くあります。
原因だけを取り除いて根本が改善されていないとまた時間が経つと同じ症状が出てきてしまいます。
全身の状態を良くすることで病気になりにくい身体をつくる、症状が出る前に対処をするというのが東洋医学の考えです。
そんな東洋医学の治療法が鍼灸や漢方があり、ツボも東洋医学の考え方です。
ツボに鍼をすれば治るというわけではありません。
ツボは指で押して刺激をするだけでも効果はあります。
東洋医学で身体の状態を確認する要素として【気・血・津液・精】というものがあります。
これらの4つの要素がバランス良く身体を巡っている状態を東洋医学では健康な状態であると考えています。
この4つは互いに影響し合っていて、どれかが足りなくても代わりに他の何かが強ければ良いというわけではありません。
どれか一つに異常があると他にも異常をきたし、全体が悪い状態になってしまいます。
かといって4つの要素が多ければ多いほど良いというわけでもないのです。
身体にとっては不足な状態も、過度な状態も健康からは遠ざかった状態ということになります。
この4つの要素の性質や、さらに関係してくる5つの臓腑の考えもあるので、
それはまた別の機会に詳しく記載したいと思います(^^)
横山選手にもこの4つの要素のバランスをとるような鍼とお灸もさせていただきました。
是非万全な調子で戦い切ってほしいです(^^)
いかがでしたでしょうか？
鍼灸治療は意外と知られていない、多くの症状の改善が出来ます☆
『こんな症状で悩んでいるけど鍼は効くのかなぁ？』
『鍼灸治療を試してみたい』
是非そんな方は一度お顔ももちろん、お身体のケアとして鍼灸治療をAIRSTREAMにて試してみてください♪
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